概要
ＡＧＴ-131は水中の銀イオン濃度を0.00〜0.25ppm(mg/L)の範囲でデジタル表示測定できる小型軽量の測定器です。水処理殺菌として銀イオンを用いる際の濃度域(0.00〜0.25ppm)をよりスムーズに正確かつ安定的に測定する事を目的にして開発されました。
シリコンフォトセルを用いたLEDランプ検出方式を採用。2点校正機能を備えており、測定対象の水質に併せた精度の高い測定が可能となっております。
セット内容
● 銀イオン測定器本体・・・・1台
● 銀イオン測定用セル・キャップ・・・・4式
● アルカリ単三電池（1.5Ｖ）・・・・・2本
● 取扱説明書・・・・1式
関連オプション品 （※下記試薬は別売です）
≪銀イオン試薬ＮＩ-Ａｇ+≫
● Ｒ-1試薬 ・ ・ ・ ・ 100ml
● Ｒ-2試薬 ・ ・ ・ ・ 10ml
● Ｒ-3試薬 ・ ・ ・ ・ 10ml
● スポイト(Ｒ-1誌薬用 誌薬用 )・・・1本
● 発色用カップ 発色用カップ・ ・ ・ 3個
● 取扱説明書 ・ ・ ・ 1枚
※銀イオン試薬ＮＩ-Ａｇ+の商品ページはこちら
http://www.japan-ion-shop.jp/shopdetail/083001000007/
≪スパン校正用 銀イオン水0.2ｐｐｍ作成キット≫
●標準液
●滴下ボトル
※スパン校正用 銀イオン水0.2ｐｐｍ作成キットの商品ページはこちら
http://www.japan-ion-shop.jp/shopdetail/000000000732/
仕様
測定範囲 0.00〜0.25ppm
検出単位 0.01ppm
測定値再現性 ±2% (0.1ppm時)
使用環境 10〜40℃
測定原理 吸光光度法
校正 2点校正
発光源 LED(570nm)
受光部 シリコンフォトセル
セル ポリスチレン(PS)製、光路長10mm
電源 1.5Vアルカリ単三電池2個
電源自動オフ 2分間の未使用後
サイズ 長さ135×幅50×厚さ35mm
重さ 135g(電池込)
取扱上の注意
使用上の注意
・本器は防水仕様ではありません。水が本器にかからないようにご注意ください。
・落としたり、ぶつけたりの衝撃を与えないでください。
・本器をアルコール、有機溶媒、強酸、強アルカリ等の溶液に浸さないでください。
・キーの操作は、指で行ってください。金属棒などの硬いものを使わないでください。
・指定以外の電池は使わないでください。故障の原因となります。
使用場所、保管場所
・室温が常時０〜４５℃の場所
・結露をしない場所
次のような場所は避けてください。
・傾斜しているところ
・滑りやすいところ
・塵や埃が多いところ
・強い振動のあるところ
・直射日光の当たるところ
・腐食性のガスの発生するところ
・風が直接あたるところ
お手入れについて
本器の汚れはぬるま湯か中性洗剤を含んだよく絞った柔らかい布できれいに拭き取ってください。アルコール、有機溶媒、強酸、強アルカリ等で拭かないでください。
※絶対に本器に水がかかったりしないようにしてください。
各部名称
本体
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液晶画面
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��測定値表示部
ご使用の前に
・測定セル測定面を直接手で触れないでください。汚れや水がついたときはきれいにふき取ってください。
・セル表面やセル挿入部を直接手で触れないでください。汚れや水がついたときはきれいにふセル表面やセル挿入部き取ってください。
・試薬を入れた後は速やかに測定を行ってください。長時間おきますと、正確な測定ができません。
・濁りのある水や、セルの中に異物が混入している場合は測定値に乱れが生じます。
・最適な測定温度は常温(18℃〜24℃)です。
使用方法 （※試薬および標準液は別売です）
■銀イオン濃度測定
全行程の測定所要時間 ： 平均 1分〜2分
※使用方法を動画でご確認されたい場合は下記youtube動画をご覧ください。
動画説明はコチラ ⇒
https://youtu.be/IElkZPgzBn0
【１】測定対象の検水(銀イオン水)を10cc用意してください。
【２】試薬R-1を1cc添加して、よく振り混ぜます。
【３】試薬R-2を5滴添加して、よく振り混ぜます。
【４】試薬R-3を5滴添加して、よく振り混ぜます。
（※2015年4月より、試薬Ｒ−３の滴下量は仕様変更（4滴→5滴）になっております。）
【５】発色した検水を専用セルに移し、キャップをします。
【６】銀イオン測定器にセルをセットします。
【７】SERECボタンで[Ag]測定モードを選択して、ENTERを押します。
【８】数秒後に、液晶パネルに銀イオン濃度(ppm)が表示されます。
使用方法を動画でご確認されたい場合は、下記youtube動画をご覧ください。
動画説明はこちら ⇒ https://youtu.be/IElkZPgzBn0
■ゼロ校正
【１】銀イオンが含まれていない状態の検水を採水する
【２】銀イオン濃度測定と同様に、検水と試薬を反応させる
【３】発色させた検水をセルに移し変え、キャップをしてから測定器に差込む
【４】本体のセレクトボタンを2回押してゼロ校正モード(C1)を選択
【５】本体のエンターボタンを『長押し』して、「END」が表示されたらゼロ校正完了
■スパン校正
【１】銀イオンが含まれていない状態の検水を採水する
【２】検水に別売の専用標準液(銀イオン水100ppm)を添加して、銀イオン濃度0.2ppmの検水を作成する
【３】銀イオン濃度測定と同様に、検水と試薬を反応させる
【４】発色させた検水をセルに移し変え、キャップをしてから測定器に差し込む
【５】本体のセレクトボタンを3回押してスパン校正モード(C2)を選択
【６】本体のエンターボタンを『長押し』して、「END」が表示されたらスパン校正完了
